うん、やはりというべきか、当然というべきか
ファンタジー
ですな、良くも悪くも・・・。
作中では『魔女の存在の否定』という事柄に重きを置かれている部分もあるわけですが、ひぐらしの“はにゅー”が存在したように、魔女の存在を龍騎士07氏がどう書きたいのかは置いておいて、読み手としてはファンタジーをある程度許容した上でないと作品評価自体が難しいというのが本音。
面白くないわけではないし、つまらないわけではないけれど、これを推理モノとして読むのはいささか抵抗がありますな。ひぐらしで否定派の人が激昂した理由として挙げられるのは、まじめに推理していたのに、はにゅーという超常現象的な霊的存在をいきなり出されて「なんじゃそりゃ!?」と馬鹿を見た気分にさせられてしまったというのが結構あると思うんですよ。
そういう突飛なモノを使役して謎の部分を解明するというのは、読者に対してちょっと礼節を欠いているように思えましたし。これがフィクションとはいえ、ファンタジーであるのか、現代モノであるかという前提を最低限ハッキリさせるべきなのに、そこをあやふやにしたままストーリーを始めるからいろんなところで疑問符がついてしまう。
初めからファンタジー要素が混入されていると把握した上で読めば、そういう不具合は生じないんでしょうけれど・・・。本作のうみねこをプレイしてた感想はというと、恋愛学園モノをやっていたはずが、いつの間にかロボットが登場して、主人公が悪と戦うヒーローになっていたというような置いてけぼりな気分が満載(汗
う〜ん、これはなぁ・・・。最後までやらないことには評価できないとこもあるんでしょうが、ひぐらしの時のような牽引力は主観的ながら大分削がれちゃっている印象。次回作が出たとしても買うかどうかは結構微妙かも。
全体としては値段相応には楽しめましたが、インスパイアされているのかどうかは分かりませんがニコニコ動画を意識したもの、説明も糞もなく挿入される魔女と主人公の逆転裁判(?)的な演出。そして、ひぐらしの時にも感じたごくたまに付与されるチープな鼻につく展開(ジェシカと嘉音が死んだ後の、嘉音犯人説付近による幽霊化した二人のやり取り等)が面白い部分を反故にしちゃってます。
ひぐらしの時もそういう部分は少なからずありましたが、それを補ってあまりある展開の妙と、ぐいぐい引っ張る巧さと楽しさがあったんですが、今回はキャラクターにあまり馴染めないこともあって、唇を始終尖らせっぱなしでマウスをクリック・クリックしてました。
まぁ『家具』、『魔女』、そして碑文の意味や殺害の真意など・・・まだ明確に何が分かっているというわけでもないし、気になる部分もあることだし、取りあえず次回作は購入はすると思いますが(そんじょそこらの製品を買うよりかははるかに安いですし)、次にプレイ終了した時に、今のこのごわごわした気持ちと似たような印象を抱いてしまったら、次からはまず間違いなく買わないだろうなぁ。
ちょっと愚痴っぽくなってしまいましたが、そんな感じです。




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